南タラバガニの味はおいしい?まずい?本タラバとの違い
本タラバの代用品と期待され注目を集めているのが南タラバガニです。
別の記事でもご紹介しましたが、タラバガニの近縁種でマゼラン海峡以南
に生息しています。
甲羅や殻の色が白っぽく、全体的に本タラバよりも小ぶりという見た目の違いは
ありますが、肝心の味のほうはどうなのでしょうか?
値段が本タラバよりもかなり格安なので気になりますよね?
南タラバガニの味はおいしい?まずい?本タラバとの違い
私は南米で南タラバガニを食べたこともありますし、通販で取り寄せたことも
ありますが、結論から申しまして本タラバとさほど大きな違いはありません。
甲羅や殻の色は違いますが、身の色はほとんど同じです。
南タラバのほうがあっさりしているという意見もありますが、個人的には
ほとんど変わらないと思います。
唯一の違いと言えば、南タラバの身のほうがやや弾力がある感じで
歯ごたえもいいです。
そのため焼きガニやバター焼き、あるいは天ぷらやフライがおススメです。
もちろん普通にカニ酢をつけて食べてもいいでしょうし、鍋の具材に使ったりするのも
アリです。
ちなみに南タラバの白っぽい甲羅や殻ですが、火を通しても赤くなることはありません。
どうやらエサの関係でこのような色になるようですが、味には何ら影響しませんし、
身はほぼ同じですからあまり関係ないですね。
日本ではまだまだマイナーな存在の南タラバですが、南米や北米では一般的に
食べられているカニです。
しかもカニの味にうるさい日本人向けですから、それなりのクオリティー
のものが輸入されています。
高騰続きの本タラバよりも値段が格段に安いので、機会があればぜひとも
一度試してほしいところです。
昨年度より原地工場からの要請で現地に出向き、塩辛くならない日本人好みに合う様な凍結方法にて生産できるように指導して来ています。
工員さん達は若い男女が多く陽気で、皆一生県命、自分の意見聞いて働いてくれていました!
また機会があれば行きたい所です。
南タラバの味はアラスカ産、ロシア産ともほとんど変わりません。
南極海の流れこんだきれいな海水と天然のオキアミやなどを餌としているので味も良好といえます。
刺身、シャブシャブ、ボイルともに塩味でも十分おいしく食べられます。
Chiyo様
外国で頑張っているようですね。
あなた方が頑張ってくれるので、
年々南タラバの品質が向上しているはずです。
タラバガニは高騰しているので、
さらに南タラバが広まれば多くの人が助かるはず。
日本に南タラバを根付かせる意味でも、
どうか今後も頑張ってください。
Rekidoraさん
今年も11月から現地に行き、おいしいカニの生産指導を要請されています。
漁獲する漁船数も増え、更に洋上で加工できる大型船も稼働します。
今年はさらに美味な南タラバ蟹を、より多く、より安く日本の皆様に提供できるものと思います!
乞うご期待です。
また南極海には未知の南極茨ガニの存在も有り、今後楽しみな南半球の蟹も出現数するでしょう! chiyo
chiyo様
相変わらず頑張っておられますね~
あなた方の努力で安くておいしい南タラバガニが
日本の食卓に上がることは嬉しい限りです。
新種のカニも楽しみですが、くれぐれも無理をされないように。
11月から異国の地ということですが、お元気で頑張ってください